長い間神楽殿の横で見事な銀杏の葉と実をつけていた銀杏ですが、大きく育ち過ぎて、近年神楽殿を傷めてしまう原因ともなってきていました。
地域の皆さんや総代の皆さんと何回も話し合いを重ねた結果、残念ですが銀杏を切ることとなりました。
地域の皆さんも総代の皆さんも神社の考えを重視してくださり宮司はどうしたいのかと聞いてくださいました。
子供のころから見てきたシンボルでもある銀杏を・・・、秋には特に日差しの下に輝く銀杏を切ってしまうことはとても残念であり、屋根の下で切ってみては・・・など、とても悩み、先代だったらどうしていたのか考える日々でしたが、切ることといたしました。
そんなことを銀杏は知ってか知らずか葉も実も近年で一番たくさんつけており見事でした。日々変わる銀杏の木の変化を写真に撮りましたのでご覧ください。

毎年、例大祭の日あたりから黄色に紅葉していきます。
例大祭が終わると、本格的に黄色さが増していきます

木の下には黄色いじゅうたんができます。

葉はすっかり落ちました。でも、実はまだたくさんついています。

銀杏の葉と実で境内はいっぱいです。
今年は、葉と実を詰めた肥料袋、40個分でした。
雄大ですがすがしいきれいな景色をありがとう。景色だけでなく、風や火災から神楽殿を守ってくれていたのですよね。長い間お疲れさまでした。




