1月の第2週目後半(先週になります)、参拝者の方が破魔矢を受けに来て下さったのですが、今年は破魔矢が早めになくなってしまったため、無くなってしまった事をお伝えすると、「見本で飾ってあるあれでもいいけれど・・・そんな人いないかしら」とのこと。
「そうですねえ~、熊手は、長い間ここに飾ってあったものがいいと、たまあに新品の物でなくあえて飾ってあったものを受けていく方がいらっしゃいますが・・・、」というと、
「そう、じゃあ、私もあれがいい」と見本で飾ってあるものを指さしました。
「そうですかあ、でも破魔矢は付いている絵馬が毎年変わってしまいますからねえ、・・・」といいながら、飾ってあった破魔矢を外してみると
なんと小さな奇跡が・・・
破魔矢についている絵馬を裏返してみると、一回り前の干支、12年前の辰の絵馬だったのです。
その参拝者の方は、めでたく今年の干支、「辰」の絵馬のついた破魔矢を受けていく事ができました。びっくりすると同時にほっとしたりうれしくなったり。
12年間この神社に住んでいた破魔矢。
向かい入れて下さった家に福をもたらしてくれますように
今年の辰の絵馬 12年前の辰の絵馬